選考を終えて(4月)

 季節が一巡して「不思議の物語」も二年目に入りました。さらなるパワーアップを期待したのですが、今月は低調でした。次から次へと、とんでもないことを教える学校が登場すると思ったのに、そういうものは少なかった。学校をモチーフにすると、学生の皆さんの想像力が縮んでしまうのでしょうか? それとも、たまたま?

 もしかしたら、書き出しに動きがなかったからかもしれません。動きがないと低調とは限らないのですが、5月は私なりに工夫してみました。さて、どうなるでしょう。

 佳作の二本には、実はちょっとわかりにくいところがあります。私がよく理解できていないのかもしれませんが、それでいて心ひかれる作品をご紹介しましょう。

 「花の色は」は、文章に無駄がなくて、話の進め方もうまい。こういうオチをつけた作者の真意が見えにくいのですが、私が考えすぎているのかも。

 「個性的な故郷」は、メダカの学校にからめるためだけに、よくここまで話をこしらえたものです。こういう「腕力」も、小説を書く上で武器になりますね。

'07年4月「世の中には色々な…」
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個性的な故郷

Kasaku2_4 檀上 翔さん 21
(愛媛大工学部4年)


■4月の書き出し

 世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。

 何せその学校は、真空宇宙を航行してしまっている。
 校舎をまるごと内蔵した宇宙船は、母星を目指して航行する。そしてその内部学校の生徒は、教官の指導のもと、母星再入植計画の最終調整に入っていた。
「良いかッ、我々は全国民から選出されたエリート先発隊だ! 二百年来の悲願達成は我々次第なのだ!」
 そう、西暦二千五十年、人間の身勝手な発展により母星地球の環境は悪化した。宇宙に落ち延びた僅かな生物のみが現在もどうにか繁栄している。
 その生物には僕達の先祖も含まれており、二百年たった今、子孫の僕達が第一期再入植隊として、母星への再入植を試みている。
 教官曰く、母星での再繁栄は種としての宿願らしい。
 だが、僕の願いとは相反する。健康状態が良好だったことが災いして候補生に選ばれてしまった僕には、母星に対する憧れも、二百年来の思慕の情も無い。
 先祖にとって川のせせらぎや硬水の臭いが故郷だったように、何も無い真空こそが僕にとっては故郷なのだ。そんな僕が、何の懐かしみもない母星に対して、どんな希望を抱けるというのか。

 母星突入の最終段階、反乱が自発的に発生する。
 僕と同じ意思の者は意外に多かったらしい。いや、当然の数と規模か。僕達は生来、宇宙の子供だ。
 反乱によって生じた隙を突き、僕達は学校から脱出する。無重力の部屋を全力で泳ぎ、酸欠直前、どうにか故郷へと通じる搬入ハッチへと辿り着いた。
 奇跡か、慈悲か、ハッチは自ずと開放される。
「さあ、皆、故郷へと帰ろう」
 船外は真っ黒い、僕達の故郷が広がっていた。

 人類の地球再入植に先駆け、まず環境調節の済んだ土地に対して動植物の帰化が開始される。しかし第一期計画は悲惨な成績を残す。輸送や重力によるストレスのためか、多くの輸送生物が死んでしまったのだ。
 特にメダカの被害は大きい。同種で傷つけ合う、容器から跳び出るといった特異な事例も報告されている。
 ただし、地球に似せた環境で育成したメダカは比較的良好な数値結果を記録している。帰化生物の育成法改善に繋がる重要なデータとしてここに提示する。

 僕達の先祖は過去二百年ほど宇宙で暮らし、百年前地上に戻って来た。しかしその際、宇宙での暮らしを忘れない者達がいたそうだ。彼等は現在も宇宙を遊泳しており、あの一番煌いている星が彼等なのだそうだ。
 僕達メダカの伝承である。が、自然の川の中に住む僕にはその真偽を確かめる術はない。
 しかし、宇宙が恋しかったなんて可笑しな話だ。

'07年4月「世の中には色々な…」
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花の色は

Kasaku2_4 那智 はるかさん 23


■4月の書き出し

  世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。
学校だと言うのに机もなく壁もないのだ。椅子も安物の長いすだし、バラックの天井は雨よけになってくれず、雨の日に生徒は傘をさしながら授業を受けることになる。
 東京の学校から転校してきたばかりのヒロシも始めは戸惑ったが、膝の上で文字を書くことにも慣れてきた。最近では膝の上でいかに上手く文字を書くかが授業を受ける時の楽しみのひとつとなっている。
 『花の色は』と、かの有名な百人一首の歌を写している時、後ろの席のトシオが話しかけてきた。
「放課後、神社裏の池に釣りに行こうぜ。」
 放課後の楽しみより目の前の楽しみに没頭しているヒロシは、振り向きもせず答える。
「うーん。でも母さんが放課後あんまりウロウロしちゃダメだって。」
「ここは東京じゃないから安全だって。アメ公もこんな田舎に攻めてこないよ。」

 放課後、2人は池で釣りをしていた。その時「ウー」という空襲警報のサイレンが鳴り響いた。
「トシちゃん!」
 焦って足元のバケツに躓きながらヒロシがトシオに駆け寄った。ちょうど魚と格闘中のトシオはヒロシのことを見向きもしない。
「どうせまた訓練だろ。昨日、名古屋から集団疎開の連中が来た所だからそいつらのためさ。大物だぞ。バケツに水汲んでおいてくれ。」
 そうトシオに言われるとヒロシもどうせ訓練だろうという気がしてきた。トシオに言われた通り水辺に下りて水を汲んでいたが、その時、山の向こうから飛行機の爆音が響いた。
「トシちゃん!」
 急いでトシオが釣りをしていた所まで戻ったが、そこにはもう誰も居なかった。飛行機は米粒サイズで遥か遠くのようだ。ヒロシは町に戻ることにした。きっとトシオもそうしたに違いない。
 しかし、飛行機は思ったより早く、池から町までは思ったより遠かった。こんなことなら神社に居たほうがマシだった。今まで聞いたこともない爆音に飛行機の存在を感じながらヒロシはひたすら走り続けた。瞬間、ふと体が軽くなった気がした。走りすぎたためかもう体を動かしている感覚すらなく、顔をあげる元気もなかった。飛行機の音が止んだので、最後の力を振り絞って顔を挙げると目の前では先生が『花の色は』と板書していた。
「なんだ夢か」安心するとヒロシはいつもの楽しみに没頭した。最近、同じ文字ばかり書いているような気がする。トシオが話しかけてきた。
「放課後、神社裏の池に釣りに行こうぜ」

'07年4月「世の中には色々な…」
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真夜中の卒業式

Nyusen2西真広さん 18歳
(近畿大文芸学部1年)


■4月の書き出し

  世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。幽霊共学の案。これは戦争で学校生活を送りきれなかった彼らへの、弔いとして僕らの学校だけで実施された。
「うわっ!!」
 ロッカーの中から飛び出してきた山口に驚いて、僕の腰は今日も抜けた。
「へへっ、怖がりだなーお前は」
 涙まで浮かべて座り込む僕を、山口や周りにいる人が声を上げて笑う。僕はなんとかすぐに立ち上がるが、それも後の祭りだ。
 山口の脅かしに、僕はどうも慣れることができない。この学校は木造で、校舎自体が恐ろしく古いし、彼らは死んだ時の姿に戻ることができる。だからそんないかにも出そうな場所から、両腕の取れた友人が出てくると、恐怖よりも先に腰が抜ける。
「うるせーな」
 けれど、それも今日までの話なのだ。強引に、出てきた涙を拭(ぬぐ)う。今まで腰は抜けても泣かなかったのに、今日ばかりは違った。
「先生がさ、そろそろ教室に集まれだってよ」
 腕のない友人を見ていると、自然と涙が出てくるのだ。分かった。そう呟(つぶや)いて僕は山口の隣に並び、思い出の詰まった校舎を一緒に歩いた。
 『君が代』がボロボロな体育館に響く。僕にはその偉大さも分からないが、山口は真剣な顔でじっと歌に聞きいっている。その、人を寄せ付けない清潔さが悲しくて、僕は耳を澄ませて卒業式の進行を待った。
 『君が代』が終わると、校長先生の挨拶(あいさつ)、PTAの祝辞と続く。そして、卒業証書を受け取る時、彼らは一人一人僕達人間に向かって頭を下げた。彼らが頭を下げる度、僕達のいる体育館は緑色の光に包まれる。別れの時間が近い。それを皆分かっていて、女子の多くは、卒業式そっちのけで抱き合い涙を流していた。
 全員が卒業証書を受け取ると、最後は閉会の式。校長は生徒を見渡し、少しだけ寂しそうな顔で「卒業式を終わります」そう、宣言した。すると一斉に溢(あふ)れる緑色の光。泣き声は一層大きくなり、じっと歯を食いしばっていた僕に、矢のように突き刺さる。泣きそうな僕達を放って、日本男児として死んだ彼らは、泣くことを良しとしないのか最後まで笑って言うのだ。
「もう腰抜かすんじゃねーぞ」と。
 その瞬間、何とか涙を堪えて来た男子全員が、隣で消え行く友へ向かうのが分かった。光を放ちありがとうと微笑(ほほえ)みをたたえる山口の前で、僕は顔を歪(ゆが)め、流れくる涙を隠さずに、無理やりに笑みを浮かべてやる。
 もう、強くなんてなれなくていい。最後の最後まで泣き虫だと笑われても構わない。消えた彼らを思って僕達は泣いた。今日この日、僕達の同級生はこの世界を卒業したのだ。そのことを思って僕達は泣いた。

[2007年4月23日掲載]

Alicekara_1
 くだけた調子で書いてあるだけに、かえってラストで哀感が高まります。連続ドラマの最終回のよう。昨今は泣かせる小説が大はやりですが、これは泣き笑いを誘います。泣かせるだけより高度な技ですよ。

'07年4月「世の中には色々な…」
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ひなた

Nyusen2田中智香さん 15歳
(京都府立福知山高校1年)


■4月の書き出し

  世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。
 私はその学校に通っている動物があまり好きではない。しかし、それを差し引いたとしても十分おかしいといえるだろう。
 ブロック塀に座って、例の学校を眺めながら私は一人ごちた。彼等の姿が窓越しに私の眼に映る。
 まず屋内で勉強をするというところに疑問を感じる。雨の日には雨の日、風の日には風の日で学ぶことがあるはずだ。それなのに、あの学校の生徒ときたら、いつだって屋根の下で静かに座っている。何をしているのかと思えば、教師の言うことをただひたすら紙に書き写しているだけなのだ。
 彼等はそれで勉強をしたつもりになっているらしい。しかし、私に言わせれば、あれは時間の無駄だ。あんな事しかしていない彼等は、鼠(ねずみ)一匹捕まえられまい……。
 私はそんなことを思いながら、春の柔らかな陽射(ひざ)しを感じていた。ウトウトと瞼(まぶた)が重くなる。
 その時、私は他の個体の気配を感じた。パッと身を起こして、注意深く周りを見渡す。
 何だ……。私は安堵(あんど)する。向こうから、塀の上を親方が歩いてくるのが見えた。
 「よぉ、久しぶりじゃねぇか」
 親方は私の隣に座ってそう言うと、自慢のヒゲをひねった。
 「何してたんだ。こんな所で」
 親方が独特のしゃがれ声で尋ねる。
 いい機会だと思い、私は目の前の学校についての疑問を親方にぶつけた。
 すると、親方は少し笑って考えた後、尻尾(しっぽ)で塀の下をさした。
 「見てみな。あいつ」
 塀の下を覗(のぞ)き込むと、小奇麗(こぎれい)な猫が一匹通り過ぎて行くのが見えた。
 「あいつは言葉が喋(しゃべ)れない。何故(なぜ)だか、分かるか?」
 私は素直に首を振った。親方は答える。
 「生まれた時からずっと飼われているからさ。あの学校にいるような奴等(やつら)に」
 私は心底驚いた。そんな不幸があっていいのだろうか。
 「人間っていうんだ」
 親方はそう言うと、立ち上がって何処(どこ)かへ行ってしまった。
 人間……。私はその名を忘れないように、心の隅に書きとめた。

[2007年4月16日掲載]

Alicekara_1
 書き出しと内容の噛み合わせに、ちょっと無理あり。この語り手にとっては、すべての学校が風変わりなのですから。でも、それはそれとして愉快な小説です。猫って本当にこんなことを考えていそうですね。

'07年4月「世の中には色々な…」
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日本語学校

Nyusen2入江晶子さん 23歳
(梅花女子大文学部卒)


■4月の書き出し

  世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。着任してすぐに僕はそう思い知らされた。
 学生時代はただ子ども達に会いたいがために、必死に勉強した。けれども実力は伴ってこない。やればやるほどうまくいかなくて、何度も補習を受けた。実習もそんなものだった。何とか出身校で受けさせてもらって、かろうじて合格点をもらった。
「子どもが好きなのは分かるけれど、国語しかうまく教えられないんじゃ、小学校の先生にはなれないぞ」
 担任の先生にはそうため息をつかれた。
 分かっちゃいるけれど、そう面と向かって言われるのはつらい。どんなに神経が図太い僕でも落ち込む。しかも実習明けは就職活動期間の真っ只中。しかし成績が悪いから教職は無理だと言われる始末。
 そんなときに見つけたのが、簡潔に書かれた日本語学校の求人だった。
『神経が図太く、何事にも大らかな人 求む』
 大慌てで就職課に駆け込み、慌ただしく書類を提出した。翌週、実技と面接があった。成績関係は軽く流され、僕の性格を事細かに尋ねられた。
「貴方は子どもが好きですか?」
「気は長いほうですか?」
「見た目で相手を判断しませんか?」
 どの質問にも僕の性格は当てはまる。でないとこれまで大学でやってこれなかったはずだ。しかも切実な表情で尋ねられるもんだから、こっちまで必死になって答えた。
 結果。内定をもらう。
 それ以後は大変だった。卒業単位も蔑(ないがし)ろに、就職先からいくつもいくつも受けるべきリストが来た。健康診断は五種類。心理テストは十種類。性格判断・言語能力テスト・常識能力テスト・コミュニケーション能力テスト。他にもまだあったと思うがもう覚えがない。
 三月の研修初日。校長先生に呼び出された。
「君の担当は新入生の予定なんだけれど、大丈夫かな」
「あ、はい。大丈夫ですよ。どんな子ども達ですか?」
「すまんね。まだリストができてなくて」
 三月の時点で入学者が分からない。このときにおかしいと気付くべきだったと思う。けれど、僕はのほほんと「そうですか」と答えてしまった。校長先生は「そうか、頼むよ」とにっこりした。
 そして今日。入学式。
「さあ、彼らが、君の担当生徒だよ」
 ぽん、と校長先生は僕の肩を叩(たた)いた。目の前にいる彼らを見て絶句する。
 色とりどりの、地球外生命体。
 ここは宇宙人の、日本語学校だった。

[2007年4月9日掲載]

Alicekara_1
 そんなアホな、という話ですが、伏線が色々と張ってあり、読み返すと楽しい。「見た目で相手を判断しませんか?」が最後にくるあたり、よく考えてありますね。「着任して~」の一文は削れそうです。

'07年4月「世の中には色々な…」
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いしのやかた

Nyusen2觜本(はしもと)あかねさん 20歳
(関西学院大文学部2年)


■4月の書き出し

  世の中には色々な学校があるものだが、その学校の風変わりなことといったらない。――のどかな光景が広がる郊外の小村のはずれに、その学校は建っていた。
 周りの農家は皆、木造で茅葺(かやぶ)きの、小屋を大きくしたようなものだったが、その学校は、白い石壁に瓦葺きだったので、いやがおうにも目を引いた。
 中に入ると、壁一面に本棚が作りつけられており、分厚く古めかしい、ぱっと見にも貴重とわかる本が、ぎっしりと並べられていた。
 教育を受けられるということは、私のような身分の者にはとても幸運なことだった。知識欲の人一倍強い私は、町の小さな教場に飽きたらず、もっと学問をしたい、とせがんだのだ。幸い、うちには私を学校に通わせるだけの余裕があった。こんなに素晴らしい本棚もあることだ、これでもっとたくさんのことが知れる。そう思った。
 翌日の朝。もう講義が始まっても良さそうなのに、学生は書を読んだり花を愛(め)でたり、皆思い思いに時を過ごしている。どうもおかしい。ここは学校ではなかったのか? 私はうろうろしているうちに、庭に佇(たたず)む師を見つけた。
「講義を始められないのですか?」
「もう、始まっているよ」
 じっと地を見つめたまま、師は答えた。その言葉に、私は首をひねった。
 すると師は、ゆっくりと顔を上げ、私を見つめた。
「あなたは、何を学びたい?」
 それは予想だにしなかった質問だった。師は続けた。
「まず、何を学びたいかを考えなさい。それを見つけるために、書を読むのもいいし、何かを観察してもいい。自分の本当に知りたいことを、見つけ究めなさい」
「それでは、師は何を教えてくださると?」
「私は知識を教えるのではない。そんなものはどこかに書いてあるからね。私は、書いていないことを知るための、指針を示す存在なのだ」
 私はよく解(わか)らないながらもうなずき、とりあえず書を読むことにした。読み進めるうちに、素朴な疑問がひとつ、またひとつと浮かび、そのたびに他の書をあたり、調べた。――それでも、どうしても解決できない疑問に行き当たり、師の元を訪れた。師は私が私なりの答えに辿(たど)り着くまで、道を示し、助けてくれた。
 そのときから私は、知ることの喜びを、学びたいと本気で思うことを、知った。
 ――そんな月日を、一体どれだけ過ごしたか。あの学校には、卒業というものがない。めいめいが己の意思で、勝手に出て行くところなのだ。そしてまた、知を求める若者が、新しく入ってくる。
 私は今、社会に出て働いている。――風変わりなあの石の館は、今でもきっと、己の意思で学ぶことを、無言で説き続けているのだろう。

[2007年4月2日掲載]

Alicekara_1
 ふざけた学校のアイディアがたくさん寄せられるだろうな、と思っていたら、学ぶことの意味を真正面から問うたこんな作品が。短いのでテーマが剥き出しですが、広範な読者の胸に響き、共感を呼ぶでしょう。

'07年4月「世の中には色々な…」
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