選考を終えて(6月)

 どんなものが空から降ってくるだろう? ファンタジー色の強いものがたくさんくるかな、と予想していたのですが、多彩なテーマやタッチの作品が集まり、喜んでいます。六月といえばジューン・ブライド、結婚式といえばライス・シャワーと連想したものもいくつかありました。「なるほどな」と思ったのですが、コレという一編が選べなかったのは残念です。

 佳作の二本をご紹介します。似たところもありますが、それぞれ魅力的です。

 森井さんの作品は、落ちてきたドロップが傘や掌に当たる感触、口に広がる甘さが心地よく伝わり、キラキラと色彩にあふれていて楽しい。ホラ話は、これぐらいスケールが大きい方が愉快です。

 井上さんは、派手に金平糖を降らせてくれました。こちらも触覚的で、甘くて、本当にカラフル。最後に虹をからめ、六月-雨のイメージに着地させました。読んで元気が出る小説ですね。

 これから「自分も書いてみようかな」という方へ。枚数制限がきびしいのは承知していますが、文字を詰めないですむように工夫を。紙上に掲載された時の見栄えも大切で、「さわやかな話なのに、見た目が暑苦しい」と読者に思われては損です。「この作品は文字をびっしりと詰める方が効果的だ」という逆のケースもありますが、いずれにしても「書いているうちに、こうなった」は避けてください。

'06年6月「六月の空から…」
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六月十五日サイパンにて

Nyusen2石元 友樹 さん 20歳
(大阪芸術大芸術学部2年)


■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。私はいつから空を眺めているのだろう。とは言っても今の空は暗くて何も見えないが。

 長く降り続いた雨がようやく止んだあの日、私は仲間たちを捨て森の中へ駆け出した。二年以上、寝食を共にしてきた仲間たちだった。そうしなければ、そうしなければ私は今頃、無残な死骸(しがい)となっていたか、生きて虜囚の辱めを受けていただろう。だから私は無我夢中に走り続けた。そうしているといつの間にか日は暮れていた。体は疲れきって腹も減っているはずだが、何も食う気がしない。私はようやく走ることを止め、とぼとぼと歩き出した。

 真っ暗な空を見上げながら歩いてると本当にこれが現実なのかと思えてくる。最後にまともな夢を見たのはいつだったろう。戦場を長く駆け回っているうちに何もかもが曖昧(あいまい)になった。後ろめたい気持ちを掻(か)き捨てるようにずっと歩いてきたが、ついにこの深い森の中で一人、蹲(うずくま)った。地面はぬかるんでいたが気にしなかった。じんわりと水気が下着に染み込んでくる。すっと目を閉じた。何も考えなくても済むように。そういえば、人が何かを思い出せなくなるきっかけは夢にあるとどこかで聞いた。それなら丁度いい。いざという時の人間の体はよくできているものだ。忘れてしまえ、夢を見るんだ。

 私は逃げるようにそう言い聞かせた。しばらくたったがちっとも眠れない。なぜだろう。きっとこの暑さのせいだ。この国がこんなに暑いなんて故郷を発(た)った時には思いもしなかった。日はとうに暮れ、辺りは真っ暗だというのに随分と蒸す。死人のように蹲っている私を、父母はどう思うだろうか。華々しく散った仲間は皆が称(たた)えてくれるはずだ。だが私にはそんなものはない。それからどれぐらい時間がたっただろう。私は手足を失い、体温を失(な)くし、石になっていた。だが目は開いたままだ。開ききった目は真っ直ぐに夜空を見つめた。閃光(せんこう)のような筋がすっと夜空に線を描く。ごおごおという音がして私の周りを壊し、燃やす。石の体に涙が伝った。ああ、崖から悲しみが降ってくる。崖から生きるべき命が降ってくる。私は空から目を背けようとした。ああ、空から大きな悲劇が降ってくる。仲間が守ろうとした私たちの故郷へと降り注ぐ。私は目をつぶろうとした。だが石となった私には、目を背けることも目を閉じることもできなかった。友がそうさせるのだろうか、忘れてはいけない伝えなければならないと。お前は生きたのだからこそと。もう一度空を見上げた。暗いが広い空だった。

 夢から覚めると私は石ではなかった。しかし振り返ると石となった友人たちが見えた。彼らにもう手足は無かったが、私にはあった。立ち上がって私は呟(つぶや)いた。生きなければならないと。

[2006年6月26日掲載]

Alicekara_3
 二十歳の方から、このような作品が寄せられるとは。しかも、ただ意外性をねらっただけではなく、重みのある真摯な小説になっていることに驚きました。言葉の選び方がとても丁寧です。

'06年6月「六月の空から…」
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おいしいはなし

Kasaku2_4 森井公美さん 22歳
(大阪女子大人文社会学部3年)

■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。

 日が傾き、やっと委員会の会議が終わり僕は先輩と帰路についた。そんな矢先に雲行きが怪しくなり、「降水確率0%だったのに」と二人で気象庁を非難しているとき、それは降ってきた。当たると痛いので、僕は鞄に入れっぱなしだった折り畳み傘を取り出した。

「降『水』確率関係ないな」

 先輩が傘の外に手をかざして言う。その掌にコロンと落ちてきたのは、雨ではなく、飴。そう、キャンディー。親指大のドロップ。街灯の光に入ると、色とりどりのドロップがキラキラ光り、虹のようだ。

 先輩は受け止めた飴を口に含みコロコロと舌で転がした。

「あ、ちゃんと甘い」

「よく食えますね……」

 地面に落ちた飴が、歩くたびに靴にあたり、それぞれこすれ合ってざらざらと重い音をたてる。うっかり踏みつけたら転びそうだ。

 だが、次第に飴は弱まり、最後に赤いドロップが僕の足元に落ち、止んでしまった。

 しんと静かになる。僕は傘をたたんで空を見上げた。今のはなんだったんだろう。不思議な事もあるもんだ。雲の間から、キラキラと星が現れた。今夜は星が多い。

「あ、まずい、傘させ!」

 突然先輩が僕の傘をひったくって広げた。

 その瞬間、星がいっせいに僕らに向かって流れてきた。傘に当たる衝撃はさっきの飴と比にならない。

「なんだコレ?!」

 バラバラと落ちてくる星を、先輩は掌で受け止めた。ドロップよりも小さいくせに、それと負けず劣らず甘美な香りを放つ砂糖菓子。金平糖だ。

 僕も小さな星を手で受け、口に放り込んだ。やさしい味が口の中に広がる。

 だけど星にも限りがあるらしい。程なくして、また静寂が訪れた。星が消えた空では、月だけが皓々と強い光を放っている。

 星は飴と一緒に僕らの足元で、それでもキラキラ輝いている。道に積もったものは僕らの足首まであり、歩くのが困難だ。歩くたびに金平糖が壊れてしまうから。

「おい、あれ、なんだと思う?」

 先輩に言われ、僕は空を見上げた。その指の先には、やはり大きな月が。

「あれは……ほら、アレですよ。月なだけに……」

 ほのかに餡の香りを漂わせ、表面に美しい焼き色をつけた夜空を覆いつくさんばかりの巨大な「月餅」が、今まさに僕らの頭上に迫ってきていた。

'06年6月「六月の空から…」
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虹色シュガー

Kasaku2_4 井上茉莉さん 19歳
(関西大文学部2年)

■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。

 痛い。

 思わず僕は呟いた。今は6月。紫陽花の花が綺麗に咲く今の季節は雨が毎日のように降る。雨は言ってしまえば水滴なので、傘がなくてもぬれる程度で害はない。しかし今の季節降ってくるのは雨だけではないのだ。先ほどから頭に当たって足元に落ちているそれを、僕は憎たらしく思いながらにらみつけた。金平糖。色とりどりの金平糖が空からぽろぽろと落ちてくる。今日はちょっと降ってくるだけだからまだいい。

 先週はまるでスコールのように降ってきたため、ちょうどその時部活でグラウンドにいた僕達は、とんだ被害にあった。女子達は綺麗だとか、後で拾って食べようとかいっていたけれど、あんな砂糖の塊みたいなものの何がおいしいのか。とりあえず降ってくる金平糖に対する防御策はなく、あたるのが嫌なら走って家に帰るしかない。傘を差したら確実に穴が開く。しかし走るのも億劫で、僕は金平糖の相手をしながら家までの道のりを歩いていた。そこで。ふと前に突っ立っているセーラー服をみつける。

 顔をみるとクラスメイトの1人だ。何をしているのかと思ったら、彼女は道端の金平糖を拾ってはポケットにいれている。ポケットは金平糖でぱんぱんいなっていた。思わずみつめていると彼女は僕に気付いてふんわりと笑った。「ねえ、あれ。みて。アレが金平糖の材料なんだよ。」

 彼女が指差す空の上には7色のライン。

 雲の割れ目から見える光が、このふざけた雨がやむことを告げている。

「この金平糖をあつめたらあれになるかな?」

 そういいながら手元の金平糖を口に放り込んで彼女はまた笑った。

'06年6月「六月の空から…」
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四本足の、

Nyusen2大林 真紀子 さん 23歳
(大阪芸術大芸術学部4年)


■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。そう、椅子(いす)が降ってきたのだ。僕の姿勢と同じようにカーブを描いていると思われる、そんな椅子だった。背の部分がやけに長く、理想的な形をしていた。椅子が降ってきたのは僕の前だけではないらしい。

 ひとまず、僕はその椅子を抱え歩いた。家はすぐそこだったのだ。家にいた母や祖父にも椅子は降っていた。家の中に降り込んできた、というのだろうか。雨のように。椅子は硝子(がらす)を突き破ることもなく、誰かを怪我(けが)させることもなく降ってくる。父は職場に降ってきた椅子を持ち帰った。電車は椅子を抱えた人であふれたらしい。父の椅子もまた父の体に合わせたものだった。

 夕食は家族それぞれ、降ってきた椅子に座って取る。これまで使っていた椅子は隅に置かれ、新しい椅子はすべて違うにもかかわらず、不思議と古いテーブルにマッチした。

 あくる日、父は椅子を抱え出勤した。そして昨日と同じように椅子を持ち帰る。やがて母はこれまで食事をするときに使っていた椅子に粗大ゴミということを示すシールを貼ったのだった。

 そうして電車の座席はなくなった。人々は椅子を携帯する、だから必要ないということらしい。僕の通う大学でも椅子はなくなった。学食からも図書館からも椅子は消えた。公園からベンチは消えて、カフェからも椅子が消えた。父は今日も椅子を抱えて出勤する。父や母ほど椅子に対する思い入れはなく、けれどどこにも椅子がないので僕も椅子を抱えてゆくしかない。それにしても、会話の中で椅子をやたら誉(ほ)める人が多いのだ。どうも椅子はその人を表すものとして機能しはじめていた。色やデザイン、座り心地などがその人を示す。椅子なんて大きなものを携帯するなんてくだらない。ということもあって、僕はあまり出歩かなくなった。

 僕はどうしようもないこの椅子に座っている。それでも体にしっかりと受け止めるこの椅子は僕の部屋で僕を座らせ、何もさせようとしない。

 帰宅した父は様子がおかしかった。椅子を電車の中で取り違えてしまったらしい。ここにある父の椅子は同じ車両に乗り合わせた誰かの椅子であり、本当の父の椅子は同じ車両に乗り合わせた誰かが持ち帰ったらしい。僕はその話を聞くまで、父の椅子が変わっていることに気付かなかった。おそらく同じように会社帰りの同じような年頃のおじさんの椅子なのだろう。椅子を抱えて歩きまわることはバカバカしい。そして椅子が持ち主を示しているなんてもっとバカバカしい。ただ明日椅子を持たずに大学に行っても教室に椅子はない。僕はどこからかパイプ椅子を持ち出して座ろう。そんなことを思った。

[2006年6月19日掲載]

Alicekara_3
 うーん、椅子ですか。変なものを降らせてくれましたね。小説で椅子を降らすだけなら誰でもできますが、この作品は話の転がし方がよく、奇妙な味の寓話に仕上がっています。記憶に残ります。

'06年6月「六月の空から…」
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ふとんたたき

Nyusen2長田 大 さん 21歳
(京都大工学部4年)


■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。

 「いて!」

 突然の出来事に、僕は思わず声をあげてしまった。高校からの帰り道、ぼーっと歩いていた僕の頭を何かが直撃したのである。頭をさすりながら足もとに落ちたその何かに目を向ける。それはふとんたたきだった。

 「きゃ、ごめんなさい!」

 頭上を見上げると梅雨の晴れ間が広がっていた。その空の下、道に面したアパートの二階のベランダで若い女性があたふたとしている。僕より少し年上、大学生くらいだろうか。

 そんなことを考えているとその女性は部屋にひっこみ、しばらくしてアパートの玄関から出てきた。

 「君、大丈夫?」

 心配そうな面持ちで彼女はこちらの様子をうかがう。

 「あ、はい。大丈夫です」

 「そう、よかった。久しぶりにいいお天気だからふとんを干してたんだけど、手が滑っちゃって」

 彼女は舌を出して申し訳なさそうに笑う。きれいな人だな。ふとんたたきを頭にぶつけられたことも忘れて僕はそんなことを考えていた。

 「君はこの近くにすんでるの?」

 「え?あ、はい!」

 不意に問われて僕は自分でも間抜けだなと思う声を出してしまった。

 「じゃあご近所さんね。どうぞよろしく」

 そんな出来事があってから、僕はこの道を意識して歩くようになった。時折、ベランダのガラス戸の隙間から、彼女が友達と話す楽しそうな笑い声が聞こえてきた。僕はそれだけでなんだかうれしくなった。いつしか下校中のこのひとときが僕の生活の一番の楽しみとなっていた。

 そして六月も終わろうかとしていたある日のこと。いつものようにその道を歩いていると、例によって彼女の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。でもなんだろう。この胸騒ぎは。と、そのとき、彼女の声に混じって男性の声が聞こえてきた。僕はとっさに耳をふさいだ。しかし指の間から漏れ聞こえてくるその会話の様子は、間違いなく恋人同士のそれだった。僕はたまらなくなって走り出した。あれだけきれいな人だ。彼氏がいない方がおかしい。そんなことはわかっていた。僕のこの気持ちが恋と呼ぶには儚(はかな)すぎることも。それでも……。

 気がつくと僕は家の前で立ち尽くしていた。空は雲に覆われ、今にも泣き出しそうにしている。きっと僕も同じような表情をしているのだろうな。そう思いながら目を閉じる。すると頬を水滴がつたうのを感じた。

 六月の空から落ちてくるのは、やっぱり雨粒だった。涙という名の。

[2006年6月12日掲載]

Alicekara_3
 日常のスケッチが、やるせなくも明るい青春小説になっています。与えられた書き出しをうまく利用して、手際よくまとめましたね。できれば、きらりと光る個性的な文章がどこかに欲しかった。

'06年6月「六月の空から…」
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願い事

Nyusen2大北 与織 さん 19歳
(近畿大文芸学部2年)


■6月の書き出し
 六月の空から落ちてくるのは、雨粒とはかぎらない。ときには、とんでもないものが降る。たとえば五百円硬貨とかだ。

 俺が友達の直樹と一緒にぶらぶらと大通りを歩いていると、突然五百円玉が十数枚バラバラと雨のように降ってきたのだ。チャリンチャリンと音をたてちらばった硬貨の一枚を拾って確かめてみると、どうやら本物らしい。

 「なんだぁ? なんで五百円玉が降ってくるんだ?」

 直樹は素っ頓狂な声をあげた。

 「もしかしたらさっきの流れ星の願い事が叶(かな)ったのかも。俺、一億円欲しいって願ったから」

 そう、十分前ぐらいに流れ星を見た俺は急いで願い事をしたのだった。

 「まさか。あーでも叶うんなら僕ももっとマシな願い事をするんだった」

 「お前も願い事したの? どんな?」

 「今年も怪我や病気をせず健康でいられますように」

 「じじいかよ」

 「ほっとけ」

 「でも、この量じゃ一億円にはならないぜ」

 俺は拾い集めた五百円玉の枚数を数えて言った。

 「贅沢(ぜいたく)言うなよ。これでも十分な奇跡じゃないか」

 俺たちは再び歩き始めた。

 五分くらいたったときだろうか、前触れもなくいきなり視界がふさがった。俺は一瞬なにが起きたのかわからず戸惑ったが、どうやら降ってきたスーツを頭からかぶっているみたいだ。

 直樹はスーツを手に取り、調べながら呆然(ぼうぜん)とつぶやいた。

 「……信じられねぇ。アルマーニが空から降ってくるなんて」

 手に取って見ると、確かにアルマーニのスーツである。

 「まさか、もう降ってはこないよな……?」

 しかし、降ってきた。歩き始めて十分後、今度はロレックスの腕時計が降ってきたのである。俺の願い事が叶っているというのは本当のようだ。俺は有頂天になった。

 「なんか、どんどん高価なものになってるね」

 直樹がうらやましそうに言った。

 またしばらく歩いていると、隣の直樹がいつのまにかいなくなっているのに気がついた。振り向くと、直樹は離れたところでかがみこんでいる。

 「おーい、どうしたんだ?」

 「いや、足をくじいたみたいだ」

 「なんだ? お前の願い事は叶ってないみたいだな」

 そのとき、あたりがフッと暗くなった。

 真上を見上げると、外国車が視界いっぱいに広がっていた。

[2006年6月5日掲載]

Alicekara_3
 とぼけた会話と先の読めない展開で、ぐいぐいと読み手をひっぱってくれます。結末への入り方もうまく、最後の2行に笑いました。この文章により、作品がコントではなく小説になっています。

'06年6月「六月の空から…」
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